新型コロナウイルスの流行により世界中が大混乱に陥ったのは、2020年のことです。日本でも倒産が増加するなどの多大な悪影響が出ましたが、一方でこのパンデミックによりリモートワークが一般的になったのも確かでしょう。IT業界ではフリーランスエンジニアの働き方を選ぶ人も多いですが、近年はリモートワークができる仕事も増えてきました。
リモートワークができる仕事自体は昔からありますが、Web開発などの比較的難易度が低いものが大半です。フリーランスエンジニアとして本格的に稼ぐなら、出社が求められる常駐型フリーランスを目指すのが基本という状態が続いていました。現在でも常駐型フリーランス向けの仕事の方が多いものの、リモートワークができる仕事も増えてきており、働き方の多様化が実現しています。そこで自宅などでマイペースに働くことに魅力を感じる場合には、リモートワークができる仕事を選ぶのも良いでしょう。
ただし、全てのフリーランスエンジニアがリモートワークで働けるわけではなく、前述の通り出社が求められるケースも存在します。たとえば、保守や運用を行うインフラエンジニアは、出社なしで仕事を行うのはリスキーなため、リモートワークでできる仕事がそれほど見つからないのが実情です。このように、誰もがリモートワークで働けるわけではないものの、プログラマーをはじめとする多くのエンジニア職でリモートワークが可能になってきています。