かつて、IT業界は男女比に大きな偏りがありました。近年は働き方の多様性から、改善されてきているのが実態です。しかし、それでも男女比には偏りがあり、女性エンジニアの割合は全体の2割ほどとかなり少数の傾向にあります。そのため、女性エンジニアは男性中心の会社で悩むケースも多いでしょう。そのような悩みを抱えている場合には、フリーランスエンジニアを目指すのも手です。
フリーランスの男女比はそこまで大差なく、数多くの女性エンジニアがフリーランスの世界で活躍しています。女性エンジニアがフリーランスの働き方を選ぶ理由はさまざまですが、代表的なものとして挙げられるのが仕事と家庭を両立しやすい点です。仕事と家庭の両立は難しく、やむなく退職の道を選ぶ人も珍しくありません。ですが、リモートワークができる仕事を獲得できれば、仕事と家庭の両立も十分可能です。
そのほかのフリーランスのメリットとして、キャリアの空白期間が発生することを防げる点が挙げられるでしょう。子育てやパートナーの転勤などに伴って退職すると、どうしても空白期間が生まれます。そこでフリーランスエンジニアとして仕事を続ければ空白期間は生まれず、落ち着いたところで転職先を探し始めるのも容易です。空白期間があると、面接などで空白期間について尋ねられた際に返答に困ることもあるでしょう。リモートワークができる仕事を獲得していると、空白期間を心配する必要がないのです。